なかったことにしてください  memo  work  clap
天野腹 振りさけ見れば 雨が舞う―蜜月―



 ――結局。

 アレからどうなったかなんて、言うまでもないけど、オレと雨宮は揃ってJ高に合格し、
J高どころか、N大まで揃って合格した。
 その間に、ディープキスでうろたえてたオレも、気がつけば、雨宮と身体重ねるまでに
なってしまったし(あの時のオレが、こんな今のオレ見たら、バカじゃねえのって罵られ
そうだな)オレ達の関係はのろのろと、だらだらと続いている。
 あ、そうそう、門永はあれからT高に入って、暫くは何かとオレに絡んできたけど、大学
入試の頃になると、それもパタッとなくなった。雨宮の話によれば、「恋人」が出来た
らしいけど、オレはそれが女なのか男なのかは、ちょっと怖くて聞けてない。門永の吹っかけ
があったからこそ、オレが暴走したんだと思えば、門永に恩を感じなくもないけど、やっぱり
迷惑なヤツだったことには変わりない。
 そうやって、オレ達はあれからも少しずつ成長して、少しずつ変わった。
変わったといえば、雨宮の内面もホントは凄く変わった。見た目の性格は中学の頃と、
何も変わってないように見えるんだけどさ。

 ずっと後になって知ったことだけど、あの頃の雨宮は、実は結構無理してたらしい。これ
は門永情報。
 雨宮は中学に入って、無理に性格を捻じ曲げようとして(オレが周りともっと話せって
言った所為って言われるとちょっと責任感じるよな)自分の方向性を見失ってたんだって。
 だけど、そうやって、無理矢理明るくすることで、周りに友達が増えて、自分も周りと
上手くやっていけることを知って、それが行き過ぎて腹黒くなったらしい。(よく考えれば
それが大問題だ)
 だから、あの頃の雨宮の性格は、自分で作り上げたものだった。無理して自分の作った
性格に、自分を押し嵌めて、そう振舞っていた。
 でもっていうか、だからって言った方がいいのかもしれないけど、小学校の時の知り合い
や、オレが暴走してキスしたときは、自分の作り上げた性格が、どう反応していいのか
分からずに、頭真っ白になって、沈黙するしかなかったんだってさ。
 怒ってたわけじゃなかったんだ。それに気づかないオレもオレだけど、無理して、そんな
ことしてる雨宮も雨宮だ。
 
まあ、でも、雨宮の凄いところは、それでも、その社交的に振舞っておきながら、裏で
何考えてるんだか分からない腹黒い性格を、捨てることなく貫き通したところだ。
 人間ずっとそうやってると、そのうちそれが本当の性格になるのか、今ではこれが素の
状態。明らかに楽しんでる。本当に性格が変わってしまったんだ。張り付いた仮面は二度と
取れないんだろう。

 勿論、変わらないところもある。それは、中学の頃からというよりも、小学校の時の
トラウマみたいなもんらしい。
 雨宮は、小学校の時、皆と同じ公立の中学に行きたいって言えず、1人だけ私立中学の
受験をさせられた。親の期待通りに私立中学に進むのが当たり前だって思ってた半面、
オレと離れるのがすごく嫌だったんだ。(ホント、こういうのは照れる)だから、高校
受験のときは、意地でもオレと同じ高校に行きたくて、あんなことしたんだって。そん
なに、離れ離れになるっていうのが辛いことだったのか。そう思うと、小学校の時のオレ
は何にも考えてなくて、ちょっと申し訳ない気もする。
 だから、今でも雨宮は、強迫観念に駆られたようにオレの後ろを付いてくるし、オレの
ことになると、とことん主体性がなくなる。
 愛されてるような気がするし、それはまあ、それでうれしいけど、でも雨宮の人生なんだ
から、もう少し考えろよと、本気で説教したくなる。
 でも本人はそれが楽しいのだから、何言っても聞く耳もたない。お前、一体どこまでオレの
後ろを付いてくるつもりなんだ・・・。


「丘」
「・・・」
「たーかーし」
「・・・・・・」
「たかし、君」
ぺちっと頬を叩かれて、オレは随分と自分の思い出に浸っていたことを知った。
「あ、ごめん」
オレが雨宮を見上げると、雨宮はしょうがないなという顔でオレに言った。
「で、今度は何を思い出してたの」
「いや、まあ・・・。お前と初めてキスしたのは、この部屋だったなって思って・・・」
初めてのキスも、初めての「恋人同士」のキスもこの部屋――オレの部屋だった。っていうか
ディープキスをためらいもなく「恋人同士のキス」ってコイツ言ったんだよな。
 よく考えれば、恥ずかしいヤツ。
「丘ってそういうこと思い出すと、燃える性質?」
雨宮はニタっと笑って、オレのおでこやら耳やらにキスをしてくる。
「え、あ・・・違っ・・・んん・・・」
首筋に吸い付かれて、身をよじる。違うんだ。だって・・・。
「じゃあ、何。セックス中に別の事考えるなんて失礼だろ、俺に」
「お前なんて、普段からオレに失礼なことばっかりしてるだろ!」
「失礼?俺が?・・・それこそ、失礼な話だな。俺がお前にしてるのは、たっぷりと愛を注ぐ
ことくらいなのに」
「それが、失礼なことだってーの・・・っ・・・ン・・・ああっ・・・」
雨宮の手がオレの鎖骨を滑り降りて、ぷっくり膨れ上がってる乳首を弾く。それだけで、
声あげちゃうんだ、オレ。わかるだろ、この感度のよさ。自分でもどうかしてると思う。
 だからさ・・・こう、ちょっと、違うこと考えてないと、快楽に溺れちゃうっていうか、
まあ要するに、すぐイっちゃうわけ。
 かっこ悪いから、雨宮には言えないけど。だけど、雨宮の愛撫は蕩けるほど気持ちよくて
(最初のキスの時から気持ちよかったんだから、想像付くよな・・・)油断してると、自分だけ
何度もイかされて、精液べったべたの手で雨宮に笑われるんだ。
 そんなわけで、最近編み出した技は、とりあえず別の事を考える。セックスに集中して
なければ、乳首こねくり回されたって、くすぐったいだけだ。

・・・・・・と思ってた。

 実際は、そんな上手くいかなくて、余計なこと考えてても、乳首舐められれば、もう
それだけで、声が出ちゃうし、ペニスなんて舐められたら、もう余計なこと考えてなんて
られなくなる。
 あんあん言わされて、オレだけ3回も4回もイクのはごめんだ!
そう思って、今度はできるだけじっくりどっぷり、思い出に浸ることにしてみた。例えば
小学校の頃、学芸会で雨宮がやった役が「自分の国の宝は空飛ぶ絨毯と言ってみんなを騙す
商人」だったことや、次の年は鬼の下の役で上の男子をずっと肩車して、台詞が一言もなかった
こと。でも、この辺りは、思い出すとニヤニヤ笑えるので、雨宮にすぐばれて、後でひどい目
にあった。

 それから、「思い出し笑いしてしまう」系の思い出はやめようと思って、雨宮と初めて
セックスした日のことを思い出してみた。
 これは、やばかった。大体、そんなこと思い出そうとしたオレもバカなんだけど、思い
出した途端、今の雨宮とそんときの雨宮がシンクロして、雨宮に
「何時も以上の感度」
と賞賛されたくらいだ。あの日は忘れもしない。オレ、6回もイった。もう殆ど液体なんて
出なかったのに、昇りつめていくあのカンジだけが湧き上がって、イった後、ひりひりして
もう二度としないって雨宮に泣いて訴えたほどだ。(まあ、舌の根も乾かない3日後には、
ちゃっかりセックスしてたんだけど。やっぱりオレってバカなんだろうか)
 オレはまた一つ教訓を得た。思い出すのは、当たり障りのないできるだけ詰まらない
思い出にしよう。

 この作戦は、上手くいったような気がした。あれこれ思い出してると、雨宮の手の動き
とか、舌の感覚が鈍くなって、そのうち、思い出の世界を遊泳し始める。
 高校2年の時、同じクラスになって、毎日落ち着かなかったことや、バスケ部の応援に
何故か雨宮が来てくれたこと。
大学受験のとき、無理矢理志望校をN大に変えさせられたこととか、センター試験前に
合宿だって言って泊まりで勉強したこと。
 同じ高校に入れてホントにうれしかった。・・・あ、そういえば雨宮がJ高に通うきっかけ
になったのは、中3の夏期講習だったな・・・。
 そうやって、オレはどんどん、思い出を遡ってた・・・ら、今度は思い出にどっぷり浸かり
すぎて、このザマだ。
 セックスに集中するかしないか、そんな二つの選択しかないなんて、オレはなんて不器用
なんだ。でも、それも、これも、全部雨宮が悪いんじゃないか。
 だって、オレ、雨宮に触られるとこんなになっちゃう・・・。

雨宮が鎖骨から下にキスして下りていくたび、オレの身体はびくんびくんと面白いくらい
反応して、雨宮が体中につける痣がまた一つ増えていく。
「はあ・・・ん・・・あま、みや・・・もう、かんべんしてえ・・・」
「やだねー、俺の愛撫の最中に、俺のこと忘れちゃうくらいどっかにトリップしちゃうような
ヤツには、余計なこと考えられなくなるくらい、たっぷり愛してやんないとね」
アホか、それが原因なんだっつーの。
 雨宮の唇がオレのわき腹をついばみ、膝の裏、腿の内側、そして、足の付け根を執拗に舐め
てくる。
「あ、まみや・・・あぅ・・・」
 オレの感じるところばっかり・・・。初めて雨宮に抱かれて以来、オレの身体はどんどん
雨宮仕様になってると思う。こうやって、雨宮の唇に吸い付かれるだけで、オレのペニスは
見事に勃起してるし、手で扱かれたら、自分でも信じられないような声が出る。
 雨宮はオレの足の付け根に何度もキスをする。・・・焦らすなよ。
「ん・・・あまみや・・・はやく・・・」
「なに?」
雨宮の顔は見えないけど、こいつ、絶対オレの股座でニヤニヤ笑ってる。なんの嫌がらせだ。
「なあ・・・して・・・」
「何を?」
言うだけでも恥ずかしいのに、雨宮はこういう時、一度じゃ、直ぐに聞いてくれない。
 でも、オレの身体はムズムズして、そこに刺激を欲しがってるから、結局雨宮の要求を
呑むはめになる。
「・・・お願い・・・」
「お願いって、何したらいいの」
おのれ、雨宮。覚えてろよ。


「さっさと、オレのちんこ、咥えやがれ!」


「丘君、おっとこまえ」
雨宮はオレのを咥えると、初めはゆるゆると舌で舐めては離し、そのうちに手で扱きながら
てっぺん部分を舌先で割って入り込んだり、後ろを溶け出すように舐めたりした。
 雨宮の舌って、キスしても、舐められても、蕩けるくらい気持ちいい・・・。
「あん・・・う・・・」
 オレは雨宮の頭を押さえ込んだ。

 今日も2回。
オレは雨宮の愛撫で先にイかされて、シーツなんて汗や液体でぐっしょり。更に、雨宮
が垂らしたローションで、シーツはえらいことになってる。
「冷たい・・・」
「冷たくて気持ちいい?」
「・・・・・・冷たくて、気持ち悪いって」
シーツは気持ち悪いけど、雨宮の手に付いたローションがオレの中をかき混ぜるのは、ホント
はちょっと・・・いや、結構、かなり、むちゃくちゃ、気持ちいい。
 ぴちゃっと液体が絡まりあう音がして、オレの腰が引けた。
「逃げないの、ほら、力抜いて」
「はあん・・・だって・・・」
力抜けってったって、こんなのもう反射みたいなもんだし、そこに異物があったら、力が
篭ってしまう。だけど、雨宮はオレの力を抜かせるために、空いた方の手でオレのペニスを
扱く。・・・それじゃ、余計に力が入るってーの。
 グルグルにかき回されて、指だってもう何本入ってるのか分からない。キツイけど、雨宮
を受け入れる準備はもう十分だった。
「欲しい?」
「・・・うん」
雨宮は指を引っこ抜くと、濡れた指を自分のペニスに擦り付ける。さっき舐めてやったのは
もうとっくに乾いてた。
 雨宮はそれを一々オレに見せて、(オレが嫌がらなかったら、コイツSじゃなくてMなんじゃ
ないのかと思う)オレのどろどろに溶けかかっているところに宛がった。
 ゆっくりとした進入を呼吸を止めて受け入れる。快感と悪寒が同時に来る感じだ。

 最後まですっぽりと収まると、雨宮は緩やかに息を吐いた。少しでも動けばオレの身体
は反応して、腰が浮いてしまう。
 オレは雨宮が動かないように雨宮の腕を取った。
「はあ・・・うぅ・・・」
「やっぱり、生は気持ちいいね」
「――?!」
やっべー、ゴムつけるの忘れた―!
 だけど、オレが叫んだときは遅くて、雨宮はオレの足を肩まで持ち上げると、さっさと
ピストン運動を始めてしまった。
「はっ・・・ふぅ・・・」
くっそう・・・。気持ちいいじゃねえか!

 オレの腹の向こうで、雨宮が腰を振って舞う。そのリズムに合わせて、オレの息も上がる。
緩く、速く。その動きに、体中の細胞がざわめき立つ。


 ふと雨宮の動きが止まった。
雨宮は、自分の視線まで持ち上げられていたオレの足に目を近づける。メガネを外してる
から、よく見えないんだろう。
「あれ・・・丘、こんなところに古傷・・・」
雨宮はオレの右側の膝裏からふくらはぎにかけて、うっすら残る傷を指差した。もう殆ど
消えかかって見えないその傷を雨宮は目ざとく見つける。
「んん・・・なんか、あった・・・?」
オレがすっとぼけると、雨宮はそれ以上追及してこなかった。その代わり、オレの身体に
容赦なく、雨宮自身を突きつける。
「はうぅっ・・・」
「気持ちいい?」
「うう・・・ああ・・・」
「丘は、気持ちいいこと、好きだもんね」
「や、めろ・・・そういうこと、言うな・・・」
だけど、悪態吐いてる余裕もなくて、身体の中でうねってる雨宮を感じるたび、オレも、また
一つと上り詰めていく。
 足を持ち上げられて、肩に掛けさせられて、鏡でも見ようもんなら滑稽すぎて逃げ出したく
なる姿だけど、雨宮と深く繋がってるこの気持ちよさは紛れもないオレの感覚。
 雨宮が腰を振るたび、身体の中が痺れる。
 雨宮の腰のリズムと一緒にローションのぐちゅぐちゅ鳴る音が響く。腰を引かれるたび
脳みそやら内臓やら、全部引きずり出されそうになるし、腰を進められれば、圧迫されて、
口から何か飛び出るんじゃないかって思う。
 雨宮に言ったら、
「口から?出てるよ。いい声が」
って、はっずかしい事言われたけど。
 その雨宮も、そろそろ余裕がなくなってきたのか、無駄話を止めて(こいつは、ホント
無駄話が多い。ムードもへったくれもない。・・・まあ、お互い様だけど)身体がぶつかり合う
音だけが全てになる。
「はあ・・・あまみや・・・オレ、もう・・・」
「うん・・いいよ、出すよ・・・」
雨宮の腰が一層速くなる。掴まれた足が熱い。自分で擦りあげながら、身体の中で、雨宮
を感じる。両方の刺激がらせん状に絡まって、やがて一つになった。
「ぅくっ・・・」

雨宮がオレの中で放つ。オレも自分の腹に、見事ぶちまけていた。
 
 だるい・・・。
 この家に誰もいないのをいいことに、昼間からオレ達何してるんだろうな。
確か、論文の和訳を手伝ってくれるとか、そんな話だったはずなのに、机の上には、先輩
の論文が開いてもない状態で放置だ。
 あー、この単位とれなかったら、絶対雨宮の所為にしてやる。

 しん、となった部屋では、オレと雨宮の息遣いだけが響いている。時折聞こえる鳥の声や、
車の走り抜ける音、その中に混じって、小学生が家の前を通り過ぎていく声がした。

『ピピピ〜ピピ、ピピピピピ〜』

「・・・ったく、歩きながら、リコーダーなんて吹くなってーの、うるさい」
オレが頭を上げて、窓から外を見下ろすと、小学生の男3人組がリコーダーを吹きながら
家の前を歩いていた。
「でもさ、この曲、なんか懐かしいね」
「んー・・・?なんだっけ、これ」
オレは耳を澄まして、下手くそな曲を聞き取ろうとする。
 ああ、なんか、聞いた覚えが・・・。
 そう思った途端、リコーダーの音が止んで、変声期前の幼い声が響いてきた。

『・・・いつでも、どこでも〜・・・・・・・・〜、愛を心に〜♪』

うわ・・・この曲は・・・。

『・・・かずや は あゆみ の たーめに〜 あゆみ は かずや の たーめに〜♪』

やっぱり。ったく「皆は1人のために」だろ。
 いつの時代になっても、友達のすばらしさを賞賛するこの歌は、こうやって2人を冷やかす
為の歌になっちゃうんだな。
「何、大きなため息ついて」
「べっつにー」
お前に教えたら、どうなるかな。小学校の卒業式の後、あの中庭で起きた出来事を、クラス
の殆どのヤツが見てて、オレを取り囲んで、この歌を大合唱したこと。
 勿論、歌詞は
『たかし は しゅうや の たーめに〜 しゅうや はたかし の たーめに〜』
だった。
 それで、オレが怒りくるって、皆を追い掛け回して、暴れた所為で出来たのが、さっき
お前が指差した傷なんだよ。
 雨宮は両親とさっさと帰っちゃったから知らないだろうけど、感動の卒業式が、あれで
台無しだったんだから。あの後、先生にこっぴどく叱られて、その理由を聞かれて、みんな
何にもいえずに、うやむやになっちゃったんだけど。
 この話聞いたら、雨宮どんな顔するかな。二度とクラスのヤツに会いたくないって思う
のかな。それとも、いつかみたいに、人格忘れて、固まっちゃったりして。
 まあ、この腹黒雨宮が、クラスのヤツを前に頭真っ白になって固まってる姿なんて、もう
二度と見れないかもしれないけど。
 オレは思い出して、可笑しくなって、ゲラゲラ笑い出した。
「どうしたの」
 きょとんとする雨宮に、オレは首を振る。あの頃のオレ達はもういない。だけど、あの頃
の出来事ひとつひとつが、オレと雨宮を結ぶ大切な絆だ。あの時のオレがいるから、今、
こうやって、雨宮の隣にいることが出来る。

あの頃も、今も、オレはお前の為になんてなんにもしてやれないけど、ホントにさ、
大人になっても、お前と進んでいけるといいな・・・。










2007/06/28

【天野家古今和歌集】
天野腹 振りさけ見れば 雨が舞う(あまのはら ふりさけみれば あめがまう)
天野の腹の上で腰を振る雨宮の姿が、あなたにも見えただろうか。
一見、優雅そうに見えるタイトルもこんな下品なオチがあったなんてな・・・。
でも、2人はいつでもあまあま。よかったんじゃないの?(手に負えませーん)






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