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kaoruko→管理人
中日ドラゴンズ→愛すべき球団
エモ→モエではない。エモな音楽が糧
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2013/02/17 :: 一日一レビューその3
そろそろ次の話というか「楽園アンビバレンス」の
プロットを練り練りしなおそうと思ってるんですが
どうもしっくりこなくて、なかなか手をつけられない。。。
そういえば、前もそれで挫折したんだったorz
いや、今度こそちゃんと書く。書くと決めたら最後まで。
これだけは譲れない自分の生命線みたいなもんなので、
頑張ります。
ちょこちょこ、レビュー楽しみにしてくださってる方も
いらっしゃるので、次はどの本にしようかと思ってたんですが
ちょっと方向性変えて、こんなの↓はどうでしょう。
!!$img1!!
フェルマーの最終定理/サイモン シン
★★★☆☆
学生時代に数学の教師が「ついにフェルマーの定理が証明された!」
と興奮気味に話してたんだよね〜。
300年以上誰も証明できなかった定理が証明されればそりゃ凄い
事なんだろうけど、当時は「ふ〜ん、そう。それで?」くらい
にしか思ってなかった。
ピタゴラスの定理、三平方の定理ってあるじゃないですか。
X2乗+Y2乗=Z2乗
っていうやつ。
300年前、フェルマーという数学好きの日曜数学家がいたんだけど
彼が、ふと思い立つんですよ。
2乗は成り立つけど、じゃあ他のべき乗ならどうなるんだって。
X3乗+Y3乗=Z3乗
の成り立つxyzはあるのか。
X4乗+Y4乗=Z4乗
の成り立つxyzはあるのか。
・
・
・
Xn乗+Yn乗=Zn乗
の成り立つxyzはあるのか。
結局フェルマーはnが2より大きい場合には整数解をもたない
(成り立つxyzは存在しない)
と結論づけるんだけど、ヤツは、自分の中で答えが
出たら、それでおしまい。
誰かの為にその答えを残すとか証明を記すなんてことしない
んです。よく、他の証明を解けたら破り捨ててたらしい。性格悪し!
おまけに、本の余白に
「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、
余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
ってかきやがる。あほか!お前のせいでこの先300年も
お前の呪縛にとらわれることになるんだぞ!と。
あぶり出ししたら、証明とかでてきたらよかったのにね。
しかも、この定理を証明するのがえらい難しい。(らしい)
簡単そうに見えるのに難しいっていうのがまた数学者の
心をくすぐるみたいで、それから300年以上いろんな数学者が
チャレンジするんだけど、ことごとく失敗してくのね。
で、ついに現れるアンドリュー・ワイルズという数学者に
よって証明されることになるんだけど、本書はそれまでの
数学史を巡る物語と、ワイルズの証明までの軌跡が
なんとな〜く分かる本です。
今、耳に手を当てて「あああああ、聞こえない!」
ってやりたくなった人。
数学?無理無理、絶対読めないと思った人。
このmemoを閉じようとしてる人。
まあ、騙されたと思って読んでみてください。
すっごい時間かかるけど読めるから。
私は本を積み上げてから2年。読み始めてから3ヶ月かかりました(笑)
寝る前に、枕元で読んでたのがいけなかった。3ページで記憶が
なくなった日とか余裕であります。
新潮文庫夏の100冊のふろくがもう古すぎてもらえねえよ!って
状態ですが、楽しかったですよ。
中学生レベルの数学の知識があれば数式的な何かはクリア
出来るし、ホントにフェルマーの証明なんて難しすぎて
書かれてませんから、大丈夫です。
この本の中で一番心に残ったのは、二人の日本人数学者の話。
谷山=志村予想と呼ばれるある定理の予想を作った人たちなんだけど
谷山さんの方は若くして自害してしまわれるんですね。
その話を志村さんが語る件があるんだけど、まあ、なんて心を
ぐいっと別の方向にむけさせるのか(笑)
必殺火のないところに煙を立てる!腐女子万歳(着地点そこ!?)
なかなか手に取るのに躊躇しそうなところを含めて★3つで。
数学史、歴史モノ読んでると思えば楽しいかな。
そろそろ次の話というか「楽園アンビバレンス」の
プロットを練り練りしなおそうと思ってるんですが
どうもしっくりこなくて、なかなか手をつけられない。。。
そういえば、前もそれで挫折したんだったorz
いや、今度こそちゃんと書く。書くと決めたら最後まで。
これだけは譲れない自分の生命線みたいなもんなので、
頑張ります。
ちょこちょこ、レビュー楽しみにしてくださってる方も
いらっしゃるので、次はどの本にしようかと思ってたんですが
ちょっと方向性変えて、こんなの↓はどうでしょう。
!!$img1!!
フェルマーの最終定理/サイモン シン
★★★☆☆
学生時代に数学の教師が「ついにフェルマーの定理が証明された!」
と興奮気味に話してたんだよね〜。
300年以上誰も証明できなかった定理が証明されればそりゃ凄い
事なんだろうけど、当時は「ふ〜ん、そう。それで?」くらい
にしか思ってなかった。
ピタゴラスの定理、三平方の定理ってあるじゃないですか。
X2乗+Y2乗=Z2乗
っていうやつ。
300年前、フェルマーという数学好きの日曜数学家がいたんだけど
彼が、ふと思い立つんですよ。
2乗は成り立つけど、じゃあ他のべき乗ならどうなるんだって。
X3乗+Y3乗=Z3乗
の成り立つxyzはあるのか。
X4乗+Y4乗=Z4乗
の成り立つxyzはあるのか。
・
・
・
Xn乗+Yn乗=Zn乗
の成り立つxyzはあるのか。
結局フェルマーはnが2より大きい場合には整数解をもたない
(成り立つxyzは存在しない)
と結論づけるんだけど、ヤツは、自分の中で答えが
出たら、それでおしまい。
誰かの為にその答えを残すとか証明を記すなんてことしない
んです。よく、他の証明を解けたら破り捨ててたらしい。性格悪し!
おまけに、本の余白に
「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、
余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
ってかきやがる。あほか!お前のせいでこの先300年も
お前の呪縛にとらわれることになるんだぞ!と。
あぶり出ししたら、証明とかでてきたらよかったのにね。
しかも、この定理を証明するのがえらい難しい。(らしい)
簡単そうに見えるのに難しいっていうのがまた数学者の
心をくすぐるみたいで、それから300年以上いろんな数学者が
チャレンジするんだけど、ことごとく失敗してくのね。
で、ついに現れるアンドリュー・ワイルズという数学者に
よって証明されることになるんだけど、本書はそれまでの
数学史を巡る物語と、ワイルズの証明までの軌跡が
なんとな〜く分かる本です。
今、耳に手を当てて「あああああ、聞こえない!」
ってやりたくなった人。
数学?無理無理、絶対読めないと思った人。
このmemoを閉じようとしてる人。
まあ、騙されたと思って読んでみてください。
すっごい時間かかるけど読めるから。
私は本を積み上げてから2年。読み始めてから3ヶ月かかりました(笑)
寝る前に、枕元で読んでたのがいけなかった。3ページで記憶が
なくなった日とか余裕であります。
新潮文庫夏の100冊のふろくがもう古すぎてもらえねえよ!って
状態ですが、楽しかったですよ。
中学生レベルの数学の知識があれば数式的な何かはクリア
出来るし、ホントにフェルマーの証明なんて難しすぎて
書かれてませんから、大丈夫です。
この本の中で一番心に残ったのは、二人の日本人数学者の話。
谷山=志村予想と呼ばれるある定理の予想を作った人たちなんだけど
谷山さんの方は若くして自害してしまわれるんですね。
その話を志村さんが語る件があるんだけど、まあ、なんて心を
ぐいっと別の方向にむけさせるのか(笑)
必殺火のないところに煙を立てる!腐女子万歳(着地点そこ!?)
なかなか手に取るのに躊躇しそうなところを含めて★3つで。
数学史、歴史モノ読んでると思えば楽しいかな。
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Recent Comments
■ Re:大惨事
└ ゆい華 at 2020/10/10 10:04:45
└ Kaoruko at 2020/10/11 12:13:41
└ ゆい華 at 2020/10/13 16:18:13
└ kaoruko at 2020/11/06 15:24:21
└ ゆい華 at 2020/10/10 10:04:45
└ Kaoruko at 2020/10/11 12:13:41
└ ゆい華 at 2020/10/13 16:18:13
└ kaoruko at 2020/11/06 15:24:21
■ Re:丕緒の鳥
└ ケイゾ at 2013/07/22 21:28:20
└ ケイゾ at 2013/07/22 21:34:02
└ kaoruko at 2013/07/24 22:42:28
└ ケイゾ at 2013/07/26 0:53:00
└ kaoruko at 2013/07/29 6:13:41
└ ケイゾ at 2013/07/22 21:28:20
└ ケイゾ at 2013/07/22 21:34:02
└ kaoruko at 2013/07/24 22:42:28
└ ケイゾ at 2013/07/26 0:53:00
└ kaoruko at 2013/07/29 6:13:41
■ Re:主上……!!
└ 涼 at 2012/10/13 23:21:54
└ kaoruko at 2012/10/15 23:29:40
└ もいき at 2012/10/30 0:54:55
└ kaoruko at 2012/11/05 23:31:16
└ 涼 at 2012/10/13 23:21:54
└ kaoruko at 2012/10/15 23:29:40
└ もいき at 2012/10/30 0:54:55
└ kaoruko at 2012/11/05 23:31:16
■ Re:迷子遺伝子
└ もいき at 2012/09/29 12:40:32
└ もいき at 2012/09/29 12:42:49
└ kaoruko at 2012/09/30 5:55:26
└ もいき at 2012/09/30 9:07:42
└ kaoruko at 2012/10/11 23:59:59
└ もいき at 2012/09/29 12:40:32
└ もいき at 2012/09/29 12:42:49
└ kaoruko at 2012/09/30 5:55:26
└ もいき at 2012/09/30 9:07:42
└ kaoruko at 2012/10/11 23:59:59
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2013/09/25
ダムダムダ
背中を押されて(笑)
ダムはムダか。
……と、小里川ダムの地下のパネル展示のところに書いてありました。
どう言う意味でムダなのか、それはダムに何を求めるかによって
大いに違いがあると思われますが、少なくともダム好きに、それを聞くのは
愚問というものではないでしょうか。
さて、そんなこんなで、前から行きたかった小里川ダムに行ってきたわけですが
この小里川ダム、中部地区では唯一(なんだそうだ)自由見学のできるダム
なんだそうです。
前に一度別のダムの内部を見学しに行ったことはあるんだけど、予約したり
指定した時間に集まったりしないといけないので、気軽に行くっていうのには
ちとハードルが高いわけです。
そんな面倒くさがりやにピッタリな小里川ダム。
場所は岐阜県瑞浪市(恵那市にもかかってる?)にあります。
重力式コンクリートダムで、堤高114メートルのそこそこ大きなダムです。
近くの、「日本一大きな水車」がある「道の駅 おばあちゃん市・山岡」
に駐車して、休憩しつつ、ダム鑑賞にいくといいでしょう。
では、さっそく。
じゃん!出た!この角度!
わかりにくいですが、天端(てんば……一番上のところ)に設置されている
エレベータで一番下まで降りると、下流面に出ることができるんです。
中央にある円柱が特徴的なデザインダムです。いい感じの写真がなくて
こんなんですが、「クレスト」(天端すぐ下の空洞←溢れた水が出てく)を
この角度でみあげられる幸せ。
この円柱、中央付近に展望台があって、そこから顔を出すこともできます。
とにかく、開かれたダムって感じでした。
しかし、土日なのか、ダムの管理してる人達に一人も出会わなかった……。
道の駅にあった三連の眼鏡橋
ここの道の駅、何が有名なのか、もの凄く混んでる。
みんなダムを見に来たのか?!
と驚いたんだけど、そうでもないらしい。ただそこにいるだけの人が
たくさんいました。
まあ、ちょっとしたドライブに最適な場所かも、
で、この三連の眼鏡橋、ダム湖に沈んでしまった場所から救出(移築)
されたものだそうです。
「地元産花崗岩を材料にして整備された本州では非常にめずらしい
三連式石造アーチ橋」
と説明されておりました。
阿木ダム
ロックフィルダムの写真の撮り方が未だにわからない
近くに来たので、こっちのダムも。
恵那市にあるロックフィルダムで、堤高102メートルだそうです。
このダム、見所はフラップゲート(水がでてくところ)が国内最大級だそうですが、
フラップゲートを拝めるところまで行くのが大変で(身軽でないのが辛い)
仕方ないので、うえから洪水吐を撮ってみました。三本あるうち
真ん中が非常用洪水吐、両側が常用洪水吐だそうです。
ここでもダムカードをもらってきたんですが、管理のおじさんがちょっと
無愛想で怖かった。。。
最近はダムカード貰う人、増えたみたいで、管理棟の入口に
「ダムカードは2階事務室までおねがいします」と張り紙がしてありました。
知名度あがったなあ…
そんなわけで、今回は2つダムをはしごしてみました。
久々楽しい時間でしたが、帰りは眠気との戦いでした。。。
もっと写真載せたかったんですけど、
一つの記事に写真が3枚しかアップできないので、これで失礼。
そんなわけで、みなさんも、ダム、いかがでしょうか。
posted at 2013/09/25 9:46:02
lastupdate at 2013/09/26 15:32:23
【修正】
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