

楽園アンビバレンス
1.警鐘と息吹12
2.ニンフの棲む場所1
3.終末のアリア1
4.幻を狩る者1
5.毒と誘惑1
6.優駿の足跡1
7.楽園切符12
8.招かざる客12
9.連鎖1
10.ねじれ1
11.向こう側の真実1
12.第三の男12
13.曲がり道、分かれ道1
14.はじまりのおわり12
■memo
社会人陸上部のエースが失踪した。
ライバルであり、よき先輩として慕っていた郁生はエース――駿也の行方を
捜し始めることとなった。
彼の家族、育った施設、駿也の影を追ううちに、郁生は得体の知れない男、
瑛に出会う。
瑛の沸きあがる魔性に狂わせられながら、その中で蠢く相反する感情に触れ、
郁生は段々と瑛に惹かれていく。
※この物語は、殺人、自殺、虐待等の描写が含まれております。
苦手な方は閲覧されませんようご注意ください。
実際の地名、団体名等とは一切関係ありません。万一符合することが
あっても創作上の偶然です。
また、物語の中で出てくる症状等は実際のものとは異なる場合がありますが
創作上の演出です。
この警告を無視して、お読みになった場合についての、苦情等は
一切受け付けませんので、よろしくお願いします。
■登場人物
塚杜 郁生(つかもり いくみ) 25歳
陸上部スプリンター。一昨年、怪我を追ってしまう。成績が残せないまま、
「リストラ」の対象となっていることに焦っている。
ポジティブな性格だが、それゆえ、努力してもどうしようもない現状に
苛立ちと焦燥を抱えている。
若見 瑛(わかみ よう) 32歳
大学の准教授。T大園芸学科付属植物園の水中植物館の管理者兼任。
若くして准教授となったが、ポストがたまたま開いていただけで、
野心家でなければ、向上心もそれほどないらしい。
温和そうに見えるが、好みの人間を見つけると絡め取って虜にする、
植物園の管理室は連れ込み専用の部屋があるなど、不穏な噂も尽きない。
幼い頃に受けた傷を今も抱えている。
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